講義・実験スケジュール

Lectures of VBL

名古屋大学VBLでは、「高度の専門的職業能力を持ち、起業家精神にあふれる研究者の育成」を教育ミッションとして掲げ、
・ベンチャービジネス特論I
・ベンチャービジネス特論II
・最先端理工学実験
・最先端理工学特論
の講義と実験を行っております。また、著名な招聘研究者を招聘し、セミナーを行っていただく「VBLセミナー」も随時開催しております。

最先端理工学特論

学外の著名な講師や学内の教員による、最先端の科学をシンポジウム形式にて学ぶことを目的とします。テーマを年度ごとに変え、各分野の最先端の技術動向が分かります。

2019年度 最先端理工学特論

 理工学における最先端研究の動向を学ぶことを目的として、大学院の学生を対象とした最先端理工学特論(1単位)が開講されます。授業は、VBLで開催されるVBLシンポジウムへの参加・聴講を核とし、より理解を深めるための講義とレポートの作成・提出の形で実施します。
 受講希望の大学院生は、工学部教務課で受講申し込み用紙を受け取り、VBLシンポジウムの受付に持参するか、当日直接受講を申し込んでください。

「原子層材料:新材料・新物性の探索と応用の可能性」
趣旨:グラフェンの発見以来、層状物質を単層膜させた“原子層材料”が極めて注目されている。単層化された層状物質は多層構造とは全く異なる物性を示し、それだけで新材料といえる。加えて、単層材料を組み合わせたヘテロ構造も実現されており、化学、物理、工学におよぶ幅広い分野にて重要な研究領域に成長した。本講義では、“新材料”・“新物性”・“将来の応用”をキーワードに著名な講師から最先端の研究内容に関するシンポジウムに参加し、基礎から幅広い応用分野について、学び、考え、議論することを目的とする。

開催日:2019年11月6日(水)、7日(木)
会 場:名古屋大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー3階 ベンチャーホール
参加費:無料(受講希望者は工学研究科教務にて書類を受け取って下さい。当日受付も可)

シンポジウム
2019年116日(水)13001805

13:00-13:05

開会挨拶 宇治原 徹(VBL長)

13:05-14:05

齋藤 理一郎 先生(東北大学)「原子層材料における円偏光発光」(60分)

14:05-14:50

柚原 淳司 先生(工学研究科エネルギー理工学専攻)「14族元素からなるポストグラフェン物質の創製と構造評価」(45分)

15:05-16:05

長汐 晃輔 先生(東京大学)「二次元層状SnSの圧電・強誘電特性」(60分)

16:05-16:50

洗平 昌晃 先生(未来材料・システム研究所)「IV族二次元物質に関する第一原理計算」(45分)

17:05-18:05

丸山 茂夫 先生(東京大学)「原子層材料ナノチューブ」(60分)


2019年117日(木)9001150

9:00-10:00

町田 友樹 先生(東京大学)「ヘテロ積層原子層材料の物性物理」(60分)

10:00-10:45
蒲 江 先生(工学研究科応用物理学専攻)「原子層材料を用いた発光素子」(45分)
11:00-11:45

北浦 良 先生(理学研究科物質理学専攻)「ヘテロ積層原子層材料の成長」(45分)

11:45-11:50
閉会挨拶 大野雄高 (名大) (5分)

集中講義
2019年11月7日(木)午後

13:00-14:30
竹延大志(名大)「電解質を用いた原子層材料の機能化」(90)
14:45-16:15
大野雄高(名大)「ナノカーボン材料の基礎と応用」(90)
16:15-17:20
レポート作成(65分)

ベンチャービジネス特論I

本講義は、大学の研究をもとに起業または事業化することに際し、事例を踏まえて、どのような問題が起こりうるのか、それをどのように解決したのかなど、新規事業を考える際の道筋を示すことを目的としています。(決して「処世術」を目的としたものではありません。)

2019年度は、IB電子情報館大講義室 にて3-4限に開講されます。
2019年度 ベンチャービジネス特論I スケジュール

4/11

イントロダクション

名古屋大学VBL
永野修作

2

4/25

「ベンチャービジネスを始めるために」

名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部
河野 廉

3

5/9

「スタートアップを考える人へ」

WHILL 株式会社
最高責任者 兼 代表取締役 
福岡 宗明 

4

5/16

「ブレイクスルーイノベーション」

京都大学大学院総合生存学館
山口 栄一

5

5/30

「ナノバイオデバイスが拓く未来医療

~ナノ空間生命科学から医療デバイス実用化へ~」

名古屋大学大学院工学研究科
馬場 嘉信

6

7/4

「青色LED の開発・事業化と
今後の窒化ガリウム系材料の展望」

豊田合成常務取締役

太田 光一

7

7/11

「おわりに」

名古屋大学VBL
永野修作


適宜、講義の中でレポート課題が与えられるので、注意してください。
単位の認定には、すべての講義への出席とレポートの提出が必要です。成績は、出席、レポート評価を総合的に判断します(すべての出席が認められても、レポートの成績が悪ければ、単位を認定するものではありません。)。

2019年度ベンチャービジネス特論Iレポート課題

本年度のベンチャービジネス特論Iでは、二つのレポートを課題を出します。この二つのレポートの提出およびその成績、出席を加味して講義全体の成績の評価を行います。
単位が必要な学生は、この二つのレポートは必ず提出してください。

提出: 印刷し、工学部3号館229室前レポートポストに投函してください。
(フロアマップにないので注意、227室のとなり)
締切: 2019年7月31日17:00まで(時間厳守)
形式: レポートのフォーマットをホームページからダウンロードして使用すること

レポート課題1:
河野先生のアントレプレナー (4/25)、山口栄一先生のブレークスルーイノベーション創造(5/16)に関する講義を聞いて、「日本のベンチャービジネス(スターチアップ企業)を活性化させるためには」と題した小論文を提出せよ。
 現状の問題点を抽出し、それをどのように克服すべきか、論じ、A4 1ページ程度にまとめる。レポートには、次のフォーマットを使用すること。
レポートフォーマット1(word)
レポートフォーマット1(pdf)

課題レポート2:
 福岡先生(5/9)・馬場先生(5/30)・太田先生(7/4) の講義から2つ選び、イノベーション創出の観点から思うところを述べよ。レポートには、次のフォーマットを使用すること。
レポートフォーマット2(word)
レポートフォーマット2(pdf)

最先端理工学実験

この実験は、最先端の理工学の研究動向を学び、またその研究を行うために必要な高度な実験に関する知識と技術を習得することを目的としています。

最先端理工学実験(CAD分野)
CAD分野の実験は、ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL)の施設が提供する多様なソフトウエアの中から、各自の研究課題に合ったモジュールを選び、それを使用してコンピュータシミュレーションを行い、結果について考察してもらいます。受講対象学生: 大学院博士前期課程、後期課程の学生受講を希望する者は指導教員の承諾を得ること。TA対象学生: 大学院博士後期課程の大学院生で、課題実験、独創実験に関する十分な知識を持っていること。受講を希望する者は指導教官の承諾を得ること。

ソフトウエア
ライフサイエンスモジュール(Discovery Studio)は生体高分子の構築と可視化、分子力場計算(CHARMm、CFF)、多様なコンフォメーション解析、ドッキング、生体高分子モデリングと立体構造予測、など多様なシステムを含んでいます。
マテリアルサイエンスモジュール(Material Studio)は、最先端材料の分子結晶構造の予測、モデルの構築、量子力学計算や、ポリマーの物性、局所構造の計算が可能です。
講習会
第1回講習会:9月~10月初旬 (調整して日程を決めます)
ダッソーシステムズの講師が、ソフトウエア・システムの全体的解説と簡単な利用法を指導します。
第2回講習会:10月~10月下旬 (調整して日程を決めます)
ダッソーシステムズの講師が、課題に応じたモジュールの使い方や計算内容を指導します。
その後発表会までは担当教員やTAと相談して、計算を続けてもらいます。講習会では、各自の持参するノートPCにデモライセンスをインストールして、各自が直接計算可能な環境を作ります。その後も成果発表会までのデモライセンス期間中は、それを用いて自由に計算することが可能です。

最先端理工学実験(ナノプロセス分野)
課題としては、主にベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL)の施設を利用した実験課題が用意されており、受講者には総合工学科目「最先端理工学実験」(1単位)が与えられます。また、「最先端理工学実験は」、別に開講される「最先端理工学特論」と併せて受講することが望まれます。受講対象学生: 大学院博士前期課程、後期課程の学生受講を希望する者は指導教員の承諾を得ること。

過去の研究テーマ

1) 「ブロック共重合体を用いた高分子ナノ構造構築とナノパターンへの応用」
ブロック共重合体のミクロ相分離構造の配向制御手法を学び、その配向構造の構造解析を行う。また、配向構造を利用し、有機/無機ハイブリッド構造の構築やナノパターンへの応用を試みる。
2) 「高分子薄膜の構造解析と分子配向構造」
紫外可視分光、原子間力顕微鏡、X線反射率測定、斜入射X線散乱測定などを駆使し、高分子薄膜の総合的な構造解析を学ぶ。
3) 「微細インクジェット手法と高分子ブレンド膜の作製」
インクジェット手法を用いて、p型およびn型導電性高分子のブレンド膜を作製し、相分離や高分子の構造を解析する。また、蛍光分光測定により、発光・消光メカニズムから電子物性を考える。
4) 「有機薄膜の作成と構造・物性評価」
有機分子の薄膜を真空蒸着法により作製し、その構造をX線回折装置などを用いて解析する。また、イオン液体をゲート電極に用いた電界効果型トランジスタを作成し、その特性を評価する。
5)「自ら提案するテーマ (独創実験)」
上記実験テーマを基に、独自の視点・発想を加えたテーマを提案したい場合や、名古屋大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーの実験施設を使用した新たな実験を提案したい場合、担当教員と議論しながら実験を進める。名古屋大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーで使用可能な実験施設に関しては担当教員に問い合わせのこと。

最先端理工学実験成果発表会(CADおよびナノプロセス分野)

本実験にて遂行した研究成果を発表会形式にて報告していただきます。(研究色が強い学生実験なので、首尾良く研究が進まなくてもOK!)

発表が行われた研究テーマの例

「TAAファミリータンパク質AtaAの構造的知見に基づくX線結晶構造解析用コンストラクトの設計」
「中間バンド型太陽電池に向けた超格子構造によるミニバンドの直接観察」
「ポルフィリン部位を有する二重らせんホウ素錯体の合成と構造」
「プロテアーゼ前駆体「saruA-c01」へのアミノ酸変異導入による熱安定性の評価」
「キラルアミンを用いたカルボキシル基を有しメタターフェニル骨格を単位構造とするオリゴマーの二重らせん誘起」
「テンプレートを用いた相補的二重らせんの合成」
「Acinetobacter sp. Tol 5のFimHのホモロジーモデリングとマンノース結合能予測」
「インデン誘導体における主鎖近傍の置換基による影響」
「光開始剤の置換基変化による吸光特性変化」
「嵩高いオキサゾリン保護メタクリレートのラジカル重合」
「深海微生物由来ジヒドロ葉酸還元酵素の圧力適応機構の考察 」
「液晶-液晶ジブロック共重合体の液晶相の構造と配向制御」
「金ナノロッドを含むブロック共重合体薄膜の内部構造解析」
「液晶性ブロック共重合体薄膜における光応答性と内部構造解析」
「液晶相転移を利用した垂直配向メソポーラス膜の調整と内部構造解析」

ベンチャービジネス特論II

2019年度は、工学部1号館121講義室にて後期4限(7・8限)に開講されます(通常15回)。

授業内容を以下に示す。
1. 日本経済とベンチャービジネス
2. ベンチャービジネスの現状
3. ベンチャーと経営戦略
4. ベンチャーとマーケッティング戦略
5. ベンチャーと企業会計
6. ベンチャーと財務戦略
7. 事例研究(経営戦略に重点)
8. 事例研究(マーケッティング戦略に重点)
9. 事例研究(財務戦略に重点)
10. 事例研究(資本政策に重点: IPO企業)
11. ビジネスプラン ビジネス・アイデアと競争優位
12. ビジネスプラン 収益計画
13. ビジネスプラン 資金計画
14. ビジネスプラン ビジネスプランの運用とまとめ
15. まとめ

ページの先頭へ

ベンチャービジネス特論I

2019年度は4月11日より開講

2019年度スケジュールはこちらLinkIcon

最先端理工学実験

7月に募集開始!

概要はこちらLinkIcon

ベンチャービジネス特論II

2019年度後期・木曜4限(7・8限)

授業内容LinkIcon

最先端理工学特論

11月6日午後~11月7日午前・午後にて開講予定!

2019年度予定を随時更新LinkIcon